男性の頻尿と病気/トイレが近い 尿漏れ 対策

男性の頻尿と病気

頻尿や尿漏れなどの排尿障害に困っている男性は、かなり多くいるようです。

 

トイレが近いという症状のために、短時間の内に何回もトイレに行かなくてはならなかったり、何かの拍子に自分の意志に反して尿漏れしてしまったり、寝ている間に何度もトイレに行かなくてはならない夜間頻尿など、排尿障害にはいろいろな症状があり原因も様々です。

 

男性の頻尿の場合、大きく分けると、頻尿を招く原因には2通りのケースがあります。

 

膀胱や尿道などの下部尿路器官などに病気や異常がみとめられるケースと、病気や異常などの器質的疾患がないのに、心理的要因によって症状だけが出るケースです。

 

精神的な要因やストレス、恐怖心などが原因となって起こる「神経性頻尿」なら、病気ではないので、一過性のものならばそれほど心配する必要はありません。

 

しかし、原因となる病気が背景にあって頻尿が起こるものは、いろいろ注意が必要です。

 

中高年男性によくみられる前立腺の病気に「前立腺肥大症」があります。この病気では、「尿が出にくい」「頻尿」「残尿感」などの症状が現れやすくなります。

 

肥大が進むと、「尿閉」といって尿が出なくなることもあります。

 

日常生活で困っていなければ治療の必要はありませんが、頻尿のため睡眠不足になるなど、生活の質が低下する場合には対策を行います。軽症の場合には、「α遮断薬」「抗男性ホルモン薬」などによる薬物療法が行われます。

 

症状の程度や患者の希望によっては、手術が選択されることがあります。手術では、尿道から内視鏡を挿入し、電気メスやレーザーを使って前立腺の組織を取り除きます。

 

男性が頻尿になるそのほかの病気としては、膀胱がん、前立腺炎、膀胱および尿管結石などがあげられます。

 

例えば膀胱炎を起こすと、少量の尿が膀胱内に溜まっただけでも、炎症を起こしている膀胱粘膜の知覚が過敏になり、排尿刺激が起こって「トイレが近い」となってしまいます。