間質性膀胱炎炎/女性に多い排尿の病気

間質性膀胱炎とは

間質性膀胱炎とは、原因のよくわからない炎症が膀胱に起こり、そのためにトイレが近い、トイレに行ってもすっきりしない、膀胱や下腹部が痛いなどの症状が現れる病気です。年齢的には40歳以上の女性が多いですが、男性や若い人、子どもにもみられます。

 

症状はいろいろですが、頻尿(トイレが近い)、残尿感(トイレに行ってもすっきりしない)、尿意亢進(尿が少したまってもトイレに行きたくなる)、膀胱不快感・膀胱痛(膀胱や下腹部に不快感や痛みがある)などが多いです。

 

尿が少したまっても尿意を感じ、それを我慢していると膀胱の不快感や痛みとなるので、早めにトイレに行くようになるようです。

間質性膀胱炎の原因

原因としては、膀胱の内側をおおっている細胞に異常がある、アレルギー反応が膀胱に起こっている、尿の中に毒性のある物質がまじっている、などがあげられています。しかし、決め手になるような原因は見つかっていません。

 

間質性膀胱炎は尿検査をすると、細菌は見られず、抗生物質や抗菌剤を服用しても、効果はありません。だからといって、ストレスなどの精神的なものが原因というわけではなく、今のところ、はっきりとした原因は分かっていないのです。

間質性膀胱炎の治療

間質性膀胱炎は、あまり認識されていないので、完全な治療法はないのが現状です。しかし、通常いくつかの方法を組み合わせて行います。完全に治癒することを目指すのではなく、頻尿などの症状の緩和、消失を目標にします。

 

萎縮した膀胱を水圧で拡張する「水圧拡張」、抗うつ薬、抗ヒスタミン剤などが使われる「薬物療法」
などのほかに、トイレに行きたいと思ったらほんの少し我慢してみて排尿の間隔をのばしていく「膀胱訓練」も有効です。

間質性膀胱炎の予防と対策

間質性膀胱炎は、一般的に、熟成チーズ、赤ワイン、大豆など神経伝達物質を含むもの、柑橘類や炭酸飲料など酸性が強いもの、わさびや唐辛子、こしょうなどの香辛料、コーヒーなどカフェインの多く含まれているものを食べた後に痛みが強くなることが多いようです。

 

対策としてこのようなものを食べるのを控える方法があります。

 

しかし、食事の影響は個人差がかなり大きいので、もっとも大事なのは、注意して食べてみて、食べた後に痛みが増強する場合には、尿を希釈するために十分な水をとるといいともいわれています。

 

また、ストレスは症状を悪化させる原因にもなりますので、予防対策として、規則正しい生活、軽い運動などリラックスできる環境を整えるのがいいようです。