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運動不足は骨盤底筋の力が弱くなる

複数のタイプの尿失禁を併発し、それらの症状が同時に現れるのが、混合性尿失禁です。

 

最も多く見られるのが、過活動膀胱と腹圧性尿失禁の混合型です。両者の症状が、いずれも当てはまる場合は、混合性尿失禁が疑われます。

 

混合性尿失禁においても、骨盤底筋の筋力低下や衰えが深く関係しています。特に中高年の女性では、骨盤底筋のゆるみから尿道や膀胱の機能低下などが加わり、腹圧性尿失禁と過活動膀胱の両方の症状が現れやすくなるのです。

 

このほかにも、混合性尿失禁を起こしやすい人には特徴があります。喫煙者、肥満の人、便秘がちな人、高血圧や糖尿病など生活習慣病のある人、運動不足の人などが、混合性尿失禁になりやすい傾向があるといえます。

 

タバコを吸うと全身の血流が悪化して排尿メカニズムにも悪影響を与えますし、肥満の人は脂肪で膀胱や尿道などが圧迫され、尿もれや頻尿が起こりやすくなるためです。また、運動不足は全身の筋力低下を招き、骨盤底筋の力も弱くなります。

まずは骨盤底筋体操を実行する

その意味では、混合性尿失禁は一種の生活習慣病と言うこともできるでしょう。不健康な生活を続けていると、その人のもともと一番弱い臓器に不調が現れるのです。

 

まずは自分の生活習慣を見直して、バランスのよい食事と適度な運動を心がけること、肥満の人はその解消に努めることも大切です。

 

混合性尿失禁の治療は、どの症状が強く出ているかによって変わってきます。過活動膀胱の症状がメインの人は、膀胱の過敏さを和らげる薬がよく効くことも多いです。

 

ただし、混合性尿失禁の人には骨盤底筋の衰えが共通して見られます。まずは骨盤底筋体操を実行して、骨盤底筋を鍛えるのがよいでしょう。骨盤底筋体操だけで、症状がほぼ解消することも珍しくありません。

 

ただし、骨盤底筋体操を3カ月以上続けても症状が改善しない場合や、日常生活に支障をきたすほど症状が深刻な場合は、尿失禁外来などがある、医療機関で治療を受けることをお勧めします。

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