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血管年齢が実年齢より10歳も上と言われた

自分の若さと健康は永遠に続くーと、女優の沢田亜矢子さんはずっと思っていました。ところがある日、それがまったくの幻想であることに気付かされたのです。

 

最初の兆候は、60歳を少し過ぎたころです。階段を上るのが息苦しく、以前ならトントントンと軽く上れたのが、ヨッコラショという感じになったのです。これはおかしいと思い、病院で詳しい検査を受けました。

 

すると、LDLコレステロールも血糖値も高めで、いつの間にか生活習慣病になっていました。沢田さんがショックだったのは、血管に詰まりがあり、血管年齢が実年齢より10歳も上だと言われたことです。

 

血管の詰まりは、過去10年間の食事の蓄積だそうです。「あなたは肉ばかり食べていませんでしたか?」という医師の言葉に、トンカツや唐揚げを好んで食べていた沢田さんは、うなだれるしかありませんでした。

 

これが、沢田さんが老いを認識させられた、初めての経験です。

1日の排尿回数がすごい回数になっていた

以来、肉や脂肪の多い食事を改め、ウオーキングも始めました。すると、2カ月で体重が10kg落ち、血液検査の結果もすべて改善しました。

 

二度目のショッキングな出来事は、2014年に年ありました。頻尿を啓蒙するセミナーが開かれ、どういうわけか、頻尿でもない沢田さんが招かれたのです。

 

そのセミナーで、試しに1日の排尿回数を数えてみたところ、すごい回数になったのです。専門家の話では、1日8回以上が頻尿だそうですが、沢田さんは夜間も含めて15回!

 

なんでもポジティプに考える沢田さんは、これまで、トイレの回数が多くても頻尿とは思いませんでした。撮影やインタビューなど、大事な仕事の前は必ずトイレを済ませておく。それが大人のマナーと心得て、習慣になっていたからです。夜間のトイレも、愛猫の様子を見るついでに寄るだけ…と、自分では思っていました。

 

 

将来アルツハイマーになる可能性がある

頻尿のことをスタッフに話すと、すぐさま調べてくれて、驚くべきことを聞きました。頻尿は、脳の機能に直結しているらしいというのです。

 

脳の衰えが体の機能に影響しているのなら、それは素直に受け入れるしかありません。そこで、認知症の権威である朝田隆先生の診察を受けることになりました。

 

認知テストやMRI検査などの結果、私の脳には7カ所も血流の悪いところがあり、空間認知機能に問題があることがわかりました。プレクリニカルアルツハイマーという段階で、認知症ではないけれど、将来アルツハイマーになる可能性があるそうです。

 

そう言われれば、沢田さんは人とすれ違ったり車を運転しているときに、空間の認識が衰えてきたと感じることはありました。

 

この頻尿と脳の衰えを改善するために指導を受けたのが、本山輝幸先生の脳括スクワットでした。

昼間のトイレの回数も減ってきた

実は沢田さんは、その前からスクワットを始めていました。森光子さんが生前、毎日行っていたと聞き、体力づくりによいのではないかと思ったからです。

 

こうして沢田さんは、毎日欠かさず2種類の脳括スクワットを15回ずつ2セット行うようになりました。そのほか、足首回しやもも上げなど、足の筋肉を強化する運動も加えています。

 

同時に、脳によいという食品も食べました。ブロッコリーやコマツナ、鮭などです。また、昔やっていたピアノのレッスンも再開しました。

 

効果は、予想以上でした。2週間も続けるうちに夜間頻尿がなくなり、昼間のトイレの回数も減ってきたのです。

 

また、スクワットを実践するうちに、今まで以上に生き方がポジティブになりました。老化は老化として受け入れて、できることはやっていこうという気持ちです。

 

頻尿も脳の衰えも、老いとの戦いです。気を抜くとまた元に戻ってしまうでしょうから、脳活スクワットはこれからも続けるつもりだそうです。

メモリークリニックお茶の水院長 朝田隆先生の解説

沢田さんの名誉のために言っておきますが、沢田さんは認知テストは100点でした。空間認知と脳の精密検査に若干の問題はありましたが、生理的な脳の劣化の範囲内で、それほど心配することはないでしょう。

 

頻尿は、脳の誤作動で起こることがあります。膀胱に尿がたまっていないのに、脳がたまっていると勘違いしてしまうのです。ただ沢田さんの場合は、膀胱の状態をチェックする機能が低下しているのかもしれません。これはむしろパーキンソン病の初期にありがちな症状です。

 

脳括スクワットは、膀胱の周りにある括約筋を鍛えるので、頻尿には効果的です。加えて、脳と感覚神経をつなげるという考え方もあるので、脳の活性化にはよいと思います。

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