男性の頻尿・尿もれと病院

尿検査

超音波検査の次には、尿検査を行いますが、この検査では病院によってやり方が様々ですから、注意が必要です。

 

尿検査に関して、正しさを求めるという意味での理想は、膀胱の中にある尿だけを採り出すことです。そのため、病院によっては、尿道に管を差し込んで、膀胱から直接に尿を採る、道尿という方法を必ず行うところもあります。

 

この方法は、痛みはさほどないのですが、心理的には嫌だという患者さんも多いのです。もしこうしたやり方を避けたいという場合は、各病院の評判を聞いたりしてみたほうがいいでしょう。

 

さて、尿を採ったら、医師はそれを検査します。まず、検査用のテープで、尿の蛋白、糖、ウロビリノーゲンという肝臓の酵素などの有無を調べます。また、検査用のテープを用いれば、潜血という肉眼では見えないような微量の血液の有無も、血液に含まれる鉄成分を化学的に検出することで確かめられます。

 

泌尿器科の場合、その後で必ず顕微鏡で尿を見て、病原菌などがないか、ガンの悪性細胞が尿の中に落ちてきていないかなどを調べるわけです。

 

これは5分ぐらいで終わり、患者さんにはその場で結果を知らせることができます。

膀胱の機能が疑われる場合、もう一度超音波検査を

一般的な順番からいうと次は血液検査となるのですが、尿検査の後に、もう一度、超音波検査をする場合もあります。これは、先ほどの問診や診察、あるいは尿検査での様子から、膀胱の機能が悪いのではないかと疑われる患者さんの場合です。膀胱の機能が悪いと、おしっこをした後に残尿がしばしばあるからです。

 

そこで、尿検査で排尿した後、もう一回超音波で膀胱を診ると、膀胱の中に尿がどのくらい残っているか確かめることができるのです。これを残尿測定といいますが、排尿後に残った尿の量を見てみて、それで膀胱の様子がどうかということを判断するわけです。

 

以前は、この残尿測定を行うのに、尿道から膀胱へ管を入れて尿を採る、導尿という方法で膀胱の残尿を採るしかありませんでした。また、今でも残尿測定には導尿を用いる病院もあるようです。でも、超音波で見れば、残尿が立体的にわかるので、この方法を使う病院が増えつつあります。

 

導尿というのは患者さんにとっては決して気分の良いものではありませんから、こうした身体にも心にも負担の少ないやり方が求められているのです。

血液検査

さて、ここまでの検査が終わると、次は血液検査となります。

 

血液検査では腎臓の働きを調べることができますし、血尿があったりする場合には、貧血があるかどうかも確かめられます。

 

また、骨盤の中に炎症があるだけでも、それが刺激になって膀胱が収縮してしまい、切迫性尿失禁になったりするのですが、このような場合、白血球の数が増えていますので、血液検査でそうした炎症があるかどうかを診ることができます。

 

血液検査は専門の業者に依頼しますので、結果が出るまで数日かかります。

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