男性の頻尿・尿もれと病院

大きな病院は検査が多い

こうした病院と診療所の遠いは、検査に対する態度を見ればよくわかります。一般的には、病院では「正しさ」を求めるので、患者さんにとって嫌な検査が多くなりがちです。それは、尿の検査一つをとっても現れてきます。

 

診療所の泌尿器科へ行くと、まず患者さんの話を聞き、それから尿検査となります。このように、医師が患者さんの話をまず聞くのは、普通のことだとお思いかもしれませんが、忙しい病院では事情が違ってきます。

 

尿もれの患者さんが忙しい病院の泌尿器科へいらっしやると、いきなり、「まずおしっこを採ってきてください」といわれることがよくあります。「話はそれから聞きます」ということなのですが、患者さんにとってはちょっと不愉快なやり方です。

 

このような病院では、患者さんの数が多くて忙しいので、効率を上げるためにそうするわけです。また、「正しさ」を求める病院にとっては、患者さんの尿は必ず採ることになるのだから、先に採ってきても同じだという感覚が、この態度の底にはあります。

診療所は個人の裁量で行われる

また、病院によっては、もっとはっきりした形で、「正しさ」を求める態度が尿検査に現れる場合もあります。

 

検査する尿の細菌学的な正確さを求めるには、粘膜などの不純物が入らないようにしなければなりません。そのために、女性の患者さんを横にしておいて、管を尿道に入れ、膀胱から直接おしっこを採らないと、正しい検尿ができないと考えている病院もあります。

 

このように管で膀胱のおしっこを採ることを「導尿」といいますが、この方法ならば確かに不純物は入りません。でも、導尿はこの方法に慣れた患者さんにとってさえ気分のいいものではなく、まして初めてこのやり方をされた患者さんは必ずびっくりします。

 

特に、導尿は膀胱炎などの症状をもった患者さんにとって嫌なものです。ところが、こうした病院では、女性の尿検査は必ず導尿して行うという方針なのです。

 

これに対して、診療所の尿検査はまるで違います。診療所では尿を採るときに、ある程度の正しさを保ちながら患者さんが楽に採尿できるように、妥協的な方法を選んでいます。

 

診療所というのは患者さんにとって楽なやり方を選択している反面、病院に比べれば検査の結果が多少、不正確になる危険性もあります。

 

また、診療所は個人の裁量で運営されることが多いですから、場合によっては、その医師の自己満足だけに終わってしまうという可能性もあります。診療所を選ぶときには、そうした危険性があることも知っておいてほしいものです。

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